組合員活動のひろば

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第56回福島医療生活協同組合 通常総代会

2022年6月18日(土)ラコパ福島

理事長あいさつ

第五六回総代会にご出席の総代のみなさま、困難ななかで福島医療生協を支えてこられた組合員のみなさま、理事長として心から感謝申し上げます。
私たちの医療・福祉・健診の事業活動の一年は、今年も挑戦の日々でした。わたり病院もコロナ感染者の受け入れ等に協力しました。前進面と後退面のせめぎ合いの一年でした。年度の累計では予算比で事業剰余の減益につながることとなりましたが、他方で事業活動を保障する「必要利益確保」は予算通り達成することができ、これまでの累積赤字をさらに減少させることになりました。総じて健闘と評価したいと思いますが、あらためて総合的な力量の強化が問い直されたと言えます。
さて、ロシアのウクライナ侵略は許せませんが、その変化に乗じた憲法九条死文化、世界第三位の軍事費計画、そのための後期高齢者の外来窓口二割化の一連の動きも絶対に見過ごせない大問題です。
みなさまと共に一年を総括し、新しい出発としたいと思います。今年度もがんばっていきましょう。
総代会の開催にあたり理事長のあいさつといたします。
                            理事長 齋藤紀


理事長 齋藤紀

2021年度のまとめと2022年度の方針

今回の総代会も昨年、一昨年に続き、感染防止の観点から書面議決中心の規模が縮小された開催となりました。
 今総代会では、2021年度の活動をあらためて確認しました。コロナ禍のなかで制限された活動となりましたが、1年を振り返ると数多くの活動が行われました。特に2021年6月23日に行われたオリンピック・パラリンピックの中止を求めるスタンディングや2022年3月2日に行われたロシア軍のウクライナ侵攻に抗議するスタンディングは、マスコミにも取り上げられ社会的にも影響力がある活動となりました。500名以上の来場者があった禁煙ポスターコンクールは、地域でも注目される活動となりました。LINE班会などWEBを使った新たな活動にもチャレンジしました。
 経営的には、1億2千5百万円の利益を上げることができ、累積赤字を2億6千5百万円から1億4千万円まで減らすことができました。
 組合員活動においても事業活動においても集団感染(クラスター)を出すことなく1年間頑張れたことが大きな成果につながりました。
2022年度は、感染防止に留意しながらも組合員活動、事業活動を活発に進めていくことを方針とします。また、よりいっそう私たちの活動が前進していけるように将来を見据えた計画づくりに取り組んでいきます。
経営的には、累積赤字を解消することが大きな目標となります。将来の大規模投資に備え、経営の安定化を目指していきます。
いのちと平和を守ることを理念とする医療生協として、ロシアによるウクライナ侵攻は許すことができない問題です。あらためて平和を守る活動を強化していきます。また、ALPS処理水海洋放出まで1年を切りました。福島県民にとって重要な課題であり、反対運動に取り組んでいきます。
総代会では、昨年行った支部活動の紹介がありました。また、機関紙配布に職員の参加を求める発言や医師確保を求める発言、議案のわかりやすさを求める発言、そして病院の建て替えの発言などが出されました。多くの組合員の意見に耳を傾け運営に生かしていきたいと思います。
医療生協は、人と人のつながりを大事にした組織です。これからも、地域のみなさまの要望に応えられるよう、みなさまとともに頑張っていきます。ご協力をお願いいたします。


                          専務理事 山口 裕

専務理事 山口裕