消化器病専門医コース

消化器病専門医コースプログラム

目 標

後期研修3年間での獲得目標
(1) 消化器急性期の対応を可能とする診療技術の獲得
(2) 消化器慢性期の管理
(3) 学術活動
(4) チーム医療
(5) 患者教育

方 策

●(1) 消化器系の入院患者を常時5人以上担当する

・消化管

癌 ( 食堂、胃、小腸、大腸 )
→ 外科適応患者の選択とプレゼンテーション
潰瘍 ( 胃十二指腸潰瘍、Nsaids 潰瘍 )
→ 止血、ショックへの対応能力の獲得
腫瘍性疾患の内視鏡治療
イレウス ( 癒着性、閉塞性、絞扼性 )
炎症 ( GERD )
感染症
炎症性腸疾患 ( UC,Crohn病 ) など

・肝胆膵

急性慢性肝疾患 ( 各種ウィルス、アルコール性 )
肝悪性腫瘍 ( 原発性肝癌、転移性肝癌 )
急性胆道炎、結石、胆道腫瘍、黄疸
急性慢性膵炎、膵臓悪性腫瘍 など

(2)検査技術の獲得

・消化管

(A) 上部消化管内視鏡検査 ( 週2回、一回5~7名程度 )
   →色素散布、生検を滞りなく出来る技術獲得
(B) 下部消化管内視鏡検査 ( 週2回、一回2~3名程度 )
   →100名 (半年) で盲腸到達率 90% が目標
     「15分&痛み」ルール
(C) 腹部超音波検査 ( 週1回 )
   →検診含むスクリーニングを担当能力の獲得
(D) イレウスチューブの挿入、管理 ( 3名/年 程度 )
   →透視下でのチューブ挿入手技の獲得
(E) 消化管造影検査 ( 週1回 )
   →上部消化管 ( MDL ) と下部消化管 ( DDL )
(F) 内視鏡手術の見学と介助
   →とくに ESD ( 粘膜下層剥離術 ) の適応と理解
(G) ダブルバルーン式小腸内視鏡の理解
   →週1回見学と介助
(H) 内視鏡的ポリペクトミー
   → (A) (B) に到達した場合、技術獲得研修に入る 

・肝胆膵

(A) 肝生検 ( エコー手技の確立後 )
   →見学の後、指導医とともに穿刺
(B) 腹部CT
   →週1~2回、指導医と検査、読影
(C) 内視鏡的逆行性膵胆管造影 ( GIF手技獲得者のみ )
   5例程度の見学、後方斜視鏡の下降脚までの挿入
   その後、カニュレーションによる造影
(D) 血管造影
   指導医との受け持ち患者を中心に見学 

●(1)週一回の外来を担当する ( 消化器疾患 + α )
 (2)胃、十二指腸潰瘍ガイドラインの理解と実践
 (3)症候性 GERD の管理
 (4)胆石症、慢性膵炎患者の管理
 (5)( 希望により ) 炎症性腸疾患の外来管理

●(1)地方会 ( 日本消化器病学会、消化器内視鏡学会 ) での発表
   年二回の発表 ( 2月、7月 ) 
 (2)医師会および研究会での症例提示を担当
 (3)研究会および学会への参加 ( 義務 )
 (4)論文作成 ( 適切な症例に限る、本人希望の場合 )

●(1)看護師とのカンファランス ( 2回/年 程度 )
 (2)院内での学習会講師

●(1)班会での講師
 (2)患者会、消化器学校での講師 ( 1回/年 程度 )

評 価

 毎月の研修評価会議にて到達不十分な分野や技術について話し合い、指導医が共通の認識を持つことを行う。それらを踏まえて受け持ち患者や検査担当件数を調節する。
  3年目終了時で、検査および外来の独り立ちを可能とする指導を行っていく。

お問い合わせ

医療生協わたり病院 医局事務課

電話:024-521-2056(代表)
詳細はご相談に応じます。ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせはこちらから

top